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結婚披露宴での花嫁の手紙を準備したときのこと

結婚披露宴では、花嫁から両親への手紙は欠かせない演出です。
私が結婚式を挙げたときはまだ25歳になりたてで、結婚式に参列したことも子どもの頃を除いてはなかったので、実際の結婚式をきちんと見た訳ではなかったのですが、手紙だけは外せないと感じていました。
しかし、私は人前で話すのが大の苦手です。
結婚式で新婦が自分の言葉で何か話す、ウェルカムスピーチなどをするのはとても考えられないことです。
人前で話すのは、台本があったとしても恥ずかしくてたまらないという性格です。
新郎である彼は、人前で話すのがとての得意で、ウェルカムスピーチや最後のあいさつなど、メモも何もなく卒なくこなしていて、すごいなあと感心するばかりでした。
そんな緊張しいで、自信のない私なので、結婚式の手紙はとにかく事前にきちんと書いて何度も推敲して用意し、無難に読んでしまいたいと思っていました。
しかし、結婚式でゲストを楽しませたい、感動させたいという理想もあったので、それなりによい文章を用意したいと意気込んでいました。
そのためには、感動できる書き方をしつつ、かつ定番で無難で冒険のない、優等生的な内容を用意したくて、良い花嫁の手紙の例がとても見てみたくなりました。
そこで、インターネットでいろいろと探してみました。
何か良い参考になるものはないか、探し回っていたら、ある動画を見つけました。
結婚式の動画で、花嫁の手紙の朗読の場面がきちんとおさめられていました。
家族のことや性格などが自分に似ていて、しかもとても感動的な内容だったので、少し参考にさせてもらうことにしました。


私は結婚当時は、父を亡くして五年たっていた頃でした。
その動画で見つけた花嫁も、父親を亡くし、その後も愛情豊かに育ててくれた母や、兄への感謝をつづっていました。
さらに、最後には、天国にいる父親にむけて、お父さんとの心に残っている思い出や、大好きだった気持ちをつづっていて、とても感動的でした。
そして私も、母親、兄や、支えてくれているまわりの親戚たち、そして天国の父親にそれぞれ思い出や感謝の気持ちを書き、最後には、自分をあたたかく迎えいれてくれた夫の両親への感謝の気持ちを書き、しめくくりとしました。
これからは、夫の家の家族になるわけですから、最後にどうしても、よろしくお願いしますという挨拶と、あたたかく迎え入れてくれたことへの感謝を表したかったのです。
手紙は、結婚式のあとには母親に現物を渡すつもりだったので、何度も書き直し、きれいに書けたものを結婚式本番に用意しました。
母親へは、いつも優しくて私の決断をいつも応援してくれたことへの感謝、兄や親戚には、私や母を父亡き後も支え続けてくれたことへの感謝を記しました。
父との思い出は、よく一緒に星を見て人生ついて語り合ったことなどを書きました。
思いを込めて一生懸命に書いた手紙だったので、緊張しがちな私でもしっかりと最後まで読むことができました。
読む時は、新郎にそばに寄ってもらってマイクを持ってもらい、紙を両手で持って読めば、一人ではないという感じがしてとても心強いです。
読んでいる途中で泣いてしまうかもと心配していましたが、意外と落ち着いて読み終えることができ、結婚披露宴のクライマックスを無事に終えられて安心しました。

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